珍しくノチェがすり寄ってきた
朝、珍しくノチェ(フランス語?で、闇を意味するらしいが、黒だしひびきがいいので命名した)
が、私の足にすり寄ってきた。直子も寝ているし、大好きなパパもいないし、しょうがないなママでも、と思っての行動だと思うが、えさのさいそくだ。
カラカラエサが好きだと思っていたら、缶詰めも好きらしく、缶詰めのエサがほしい時だけすりすりしてくる。
もうすっかりうちの王様だ。
ノチェは、三か月前にうちの庭に捨てられていた。
泣き声はすれども姿が見つからない。ノチェは必死に泣き声を上げていたが、どこにいるのか分らない。雨が降り続いている。
が、ある日、私と直子が外出先から戻って,玄関の戸を開けると,真っ黒い猫が、保護されていた。
パパが見つけてくれた。
鶏小屋とウサギ小屋の僅かな隙間に挟まっていたらしい。ちょうど、雨を避けられてい
て助かったらしい。でも、もう一日遅かったらダメだったらしい。
というわけで、しばらくぶりで、うちに子猫がやってきた。